婚活をしていくうえで、特に女性は、相手の年収を気にすることと思います。そして、この年収が鬼門になる人も多いです。
男性だと、額によっては選択肢にすら入らない、土俵にすら上がれない、ということになります。一方、女性だと、理想の生活を叶えるためにシビアにチェックせざるを得ない、ということになります。
でも、あなたは年収と結婚するのですか?本当に大切な、お金に関することは、それではないのでは?
今回は、年収などお金まわりに関することを書いてみます
目次
1. なぜ年収にこだわるのか
2. 収入の範囲内のどこで人生を充実させているのか
3. 利己的よりも、利他的な一面があるのかどうか
4. まとめ
なぜ年収にこだわるのか
なぜ年収にこだわるのか?それは、行きつくところは “何不自由なく生活するため” かと思います。
そうなると、高いに越したことはありませんよね。
それでは、記載されている年収について。もしかして、そのお金のほとんどを“共同生活のため” または “あなたのため” に使われる前提で考えてはいませんか?
本当に大切なのは、「年収」の数字ではなく、お金に対する「価値観」や「使い方」ではないでしょうか。
その人は、年収600万でも浪費家で、貯金がないうえに、贅沢が大好きかもしれません。一方で、年収450万でも倹約家で、計画的に貯金&将来に備えているかもしれません。
ここで言いたいことは、年収だけで判断することが良くない、ということではありません。
数字だけに目先を奪われることは危ないです、ということです。
なぜなら、“年収以外の希望条件が合致していて、しかも気も合う” 相手とのご縁を逃してしまい、結果として婚活が長期化しかねないからです。
収入の範囲内のどこで人生を充実させているのか
お相手の趣味が何なのか?に興味が出ますよね。でも、ご自身に合わない趣味だったとしたら…。でも、貴重なご縁を、そんな理由で自ら手放すのは、ちょっともったいないと思いませんか?
大事なのは、楽しみ方が生活をする上で無理のない範囲かどうか。
例えば、趣味が「海外旅行」だとして毎月是が非でも行かないと気が済まないのか。それとも、楽しみにじっくり調べて、数年に一回行ければ満足なのか。
「バイク」が趣味だとしても、日夜パーツを収集して改造するのがメインなのか。それとも、乗れればよくて、それに加えて観光地を巡ることも趣味なのか。
睡眠と食事を削ったり、お金を借りないと成り立たないのであれば考えものです。
逆に、あなたの趣味を尊重してくれて、かつ十分な生活水準であれば、「まぁいいか」と寛容に捉えてもいいのではないでしょうか。
利己的よりも、利他的な一面があるのかどうか
これは、主に行動と会話から判断していきます。
まず、行動では<損得へのこだわり>についてです。
二人一緒の支払いのタイミングが分かりやすいです。
ただ、奢る又は割り勘は、表面上の可能性があり、その場面だけで相手の根っこを見定めるのは難しいです。ここでは、1円単位での割り勘を細かく要求してきたときには注意しましょう。
「せこいなぁ」と人間的魅力に欠けるのとは別に、1円単位での割り勘には “自分の損は許せない” という考え方が土台にあるかもしれないからです。
この考え方が悪いわけではありません、まずは自分の身が第一というのも分かります。
ただ、極端な例を挙げると、あなたが大怪我をしたとき、もしくは結婚式を検討したとき、吟味せずに「こっち(病院/式場)のほうが安いよ!」と決められたとしたら、どうでしょうか?
想像するだけで嫌になりますよね。
損得の考え方は、日常の些細な場面で登場します。
細かいストレスは蓄積すると大きなモヤモヤになり、いつか爆発しかねません。
次に、会話では<他人への心くばり>についてです。
相手と、昔やここ最近のことを話す際に意識してほしいポイントが、喜ばせたい方向がどこを向いているのか、です。
例えば、トークテーマが「贈り物」の場合。
身近な人の誕生日・お世話になった人へのお祝いといった、周りのためにお金を使う習慣がある相手であれば、お互いに幸せになれるお金の使い方をするでしょう。
例えば、お店で「〇〇が■■円って高いね。△△なら●●円なのに」といった比較する言動。
また、お金を出し合って買ったものを誰よりも多く使った・飲んだ・食べたことを自慢げに話すようなことがあれば、周りよりも “自分さえ良ければ” といった思考の持ち主かもしれません。
使った側も貰った側も幸せになる使い方(=生き金)をしている人は、周りを幸せにしていきます。
そのような人とのご縁は、ぜひ大事にしていきましょう。
なお、デートで男性がお金を払うのは見栄の可能性があります。
ご馳走してくれたからといって、周りへの配慮がある人、とは限らないので混同しないように注意してください。
最後に、違和感は、スルーせずに照らし合わせましょう。
お金に対する考え方・使い方には、人間性が透けて見えます。
ただ、相手が自分と異なっていたとしても「ありえない!」と否定するのはだめです。
あなたの非常識が相手にとっての常識かもしれないし、相手の非常識があなたにとっての常識かもしれないからです。
優先順位や使いどころが、自分と近い人を柔軟に探していきましょう。
まとめ
特にネット上の記事に多いのですが、年収がすべてのような意見が幅を利かせているのが、今日の婚活の状況です。しかし、年収以上に大切なのは、お金の使い方などにみられる、生活の価値観です。
年収だけに固執するのではなく、そういう面の合う人を探す方が、後の結婚生活はうまく行きます。なので、お金では測れない面を、十分に考慮しながら、自分に合ったお相手を探してみてください。
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